ジャパンファウンデーション(国際交流基金)のJPロゴ・パンフレットの制作

Posted onNov 30th, 2020

ジャパンファウンデーション(国際交流基金)のJPロゴ・パンフレットの制作

総合的に国際文化交流を実施する日本で唯一の専門機関である、独立行政法人国際交流基金(The Japan Foundation)のJPロゴの制作を行いました。

国際交流基金東京本部で働く職員たちの写真

国際交流基金は、1972年に外務省所管の特殊法人として設立され、2003年10月1日に独立行政法人へ。日本の友人をふやし、世界との絆をはぐくむため、「文化」と「言語」と「対話」を通じて日本と世界をつなぐ場をつくり、人々の間に共感や信頼、好意を育む活動を行っています。



1)JFロゴに込められた想い
【ちょうちょ】
日本と世界の国際交流のきっかけを届けるちょうちょ。
国際交流基金の英語名であるJapan Foundationの頭文字「j」と「f」の組み合わせであり、2004年につくられました。
jとfの小文字の筆記体で描くことで、柔軟で親しみのある文化の送り手としての姿勢を示し、
蝶のしなやかな飛翔は、国境や文化を超えた相互理解や知的創造に必要なダイナミズムを表しています。
また、実際にちょうちょを描くときに、中心から出て再び中心へと戻ってくることから、
日本の文化を世界のすみずみまで届け、世界の多様な文化を日本へ伝えたいという循環性も表現しています。

【JF】
2020年5月の本部オフィス移転を機に、国際交流基金の一般認知度を上げるためにJapan Foundationの頭文字
「J」と「F」の組み合わせの「JF」をロゴに採用しました。
JFのCIデザインは、日本国旗の正円を幾何学的に組み合わせて文字を制作しつつ、
有機的なエレメントにデザインしちょうちょとの一体感をもたせています。
また、この沢山の正円には日本と世界の交流の輪が広がっていくという想いも込められています。

【イメージカラー】
日本の伝統色である「桔伷色」と「石板色」の2色をイメージカラーとしています。
1972年の設立以来のイメージカラーである紫を踏襲しつつ、現在のデジタル機器などでも読みやすいよう
判読性をあげる濃いグレーを用いています。

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